(1)完全確率論の完全ではない理論 1部 |
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パチスロ初心者チュートリアル | (1)完全確率論の完全ではない理論 | |||||||
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まず最初に言っておきます。 私の立場は、「完全確率論」は、肯定しますし私の立ち回りも完全確率論に基づいたものです。 でも、オカルト好きです(^^) Ez−Cat's777(初代運営のパチスロサイト)の時には、完全確率論を理解しつつも、 谷村ひとしさんの作品「ハイエナ」を楽しく購読していましたし、パチンコにリーチ目があるってのは、 ちょこっとばかり信じていました。 さすがにホールにどちらの足から入るか、とか、鍵穴を触るとか、そういうのは信じていませんでしたが。 とにかく、このP_Style777のスタートはまぎれもなくオカルト好きのスロッターが運営していたものです。 さて、前置きも終わったところで、本題に入ります。 「完全確率論」は、完全ではありません。という話です。 完全確率論は、私も7月にコラムに書きましたので、分からない方はご参考に。 (確率をまなぼう・全5回 (1)確率って?) 完全確率論とは、簡単に言えば以下のとおり。 ■いつでも確率は一緒! ボーナス連チャン後も、大ハマリ後も、いつだって忠実に確率どおり抽選をしています。 さて、出玉推移をグラフで表すと、波の形になるのですが、 この波が必ずできるので、今後の展開を予測する方法が「波理論」と言います。 波には見た目上、数パターンあります。 右上がり急上昇(大勝ちですね)、右下がり急降下(死にパターン)。 右上がり上昇、右下がり降下。ボーダーライン上下。(平行) これらがいくつも重なって、波の形となるんです。 それらを経験則、つまり勘において今後の出玉推移を考えます。 「大ハマリしたから、これから出る」とか「連チャン後は、出ない」とか。 しかしそれは、単純思考過ぎますね。理論でもなんでもないですね。 いくつもの推移を観察し、昨日や一昨日、1週間や1ヶ月間の出玉推移を観察し、 「この連チャンは、まだ出し切れていない、続行だ!」とか、「大ハマリしたが、もう一度大ハマリが来る・・・」 などなど、さらなるパターンがあるんです。 実際にそれで勝っている方がいる様子です。 さて、これが合っているか? って言えばNO。 波は、確率に従って抽選された「結果」を示したグラフに過ぎません。 過去の現象から未来を推測する事は可能なのですが、実は波理論は根本的に間違っています。 それは、過去の出玉推移から分かる事は、将来の出玉推移ではなく「確率」なんです。 このように出たよ! から分かるのは、ボーナス確率です。 波理論で勝っている人は、上昇グラフを追いかけており、 この事から「今まで出たから、まだ出るぞ」という考えの方が勝っていると推測できます。 おおよそ、似たような答えが返ってくると思いますよ。 理論は違っていても、高設定を掴んで打つという行動なので、勝てるんですね。 これも勘です。いい勘の持ち主なんですよ(そういう方は感性を大切にして下さいね) ・・・さて、今度は完全確率論を斬りましょうかw 完全確率論にて考えられる事は以下です。 ■いつでも確率は一緒! ボーナス連チャン後も、大ハマリ後も、いつだって忠実に確率どおり抽選をしています。 確率は分散しますので、短期的なもので見れば勝つ負けるはあります。 長期的な周期で見れば、おおよそ設定どおりの確率に近くなります。 だから、高設定を打ち続けることが、勝てるって事なんです。 さて、これが正しいのでしょうか。 これも、No。 一瞬ムカってきた?w とりあえず、ここで閉じるボタンとかAlt+F4とかしないでくださいねw こらそこ、鼻くそほじくるなや。 パチスロで勝っている方って、完全確率論で勝っている人がほとんどでしょう。 それは、真実。 高設定を掴む、それを打ち続ける。これが全体的に勝ちに結びつくんです。 ですよね? それじゃー、何がNoだっていうんだって? じゃあ、以下の文章には間違い個所が1つあります。 考えてみてくださいね。 ■ボーナス確率は、いつも一緒です 16384通りの乱数があります。某機種の設定6の大当り乱数値は、0番〜67番です。 レバオンで乱数取得するときに、0〜67の数値を引いていれば、お見事BB! ちなみに、0〜67がBBとすると、16384÷68=240.94 BB確率 1/240(1/241が近いけどね) つまり、確率が変化するというのは、0〜67が変化すると言う事です。 当たらなくなるには、0〜45などに減らしてしまえばいい。 こうすれば、BB確率 1/356 当たりやすくするには、0〜511などに増やしてしまえばいい。 こうすれば、BB確率 1/32 当りやすいとか、当たりにくいって言うのは、この乱数当選の値を変化させる事なんですね。 つまり、そんな事ありえません。 乱数値の範囲に変化はないので、確率が変動することはないので、完全確率なんです。 さて、上記文章に間違いがある事に分かりますか? クイズみたいなものです(^^; ■答えはこちら! |
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過去の出玉推移を観察し、それをサンプルとして将来の出玉推移を予測するパチスロ攻略法。 波理論に忠実に行動し勝てる場合と負ける場合の2通りに分別されるが、 勝てる場合は自分でも知らないうちに完全確率論と同様の立ち回りを形成している場合のみである。 その理論自体の構成要素が人によって違う場合があり、ほぼ完全確率論である時もある。 オカルトなのかと言えば、上記理由より理論の構成要素によって変化する。 一概にオカルトと言えないが、ほとんどの場合オカルトである。 ■谷村ひとし 漫画家、パチンカーであり自分の経験や理論を漫画家して活動している。 パチンコハイエナやドンキホーテなどが有名。パチスロのフラグ成立リール制御時に出現する出目の リーチ目がパチンコにもあり、それが大当りの前兆であったり、将来の出玉推測を計る理論を展開。 パチンコ業界のオカルト理論の第一人者ともなっている。公式サイトにも「オカルト」の単語があるので自覚している。 私からすれば、谷村ひとし氏の理論は、ただ一概にオカルトと切り捨てる事はできない。 何故ならば、パチンコには裏物や遠隔操作という「完全確率論」が通用しない場合が存在し、 メーカー製造時とは違う演出がなされる事がある、という可能性があるからだ。 事実、セット基盤には、セットが完了したり、セット可能である事を分からせるために 特定の演出に偏らせたり表示したりするものが存在するからだ。ただし、ごく一部の話である。 |
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