パチンコ・パチスロの「必ず当たる手順」である攻略法・攻略法販売会社やそれを使用する方への危険性について

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 攻略法販売について

 パチンコ・パチスロの攻略法販売の使用についての危険性

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攻略法とは

雑誌には広告が掲載されていますが、広告は雑誌企業のスポンサーであり、大切な企業パートナーです。TVではCM(コマーシャルメッセージ)、新聞では1ページ使ったものや3行広告などがあります。チラシも広告ですよね。


パチンコやパチスロ雑誌・青年向け雑誌にも広告がありますが、特に目立つのが「攻略法販売」と「アクセサリー」。持つだけでお金が入ってきたり幸福になるアクセサリーについては、ギャグとしか思えない内容ですが、やはり購入する方も多いようで、減る傾向は未だありません。そして、「攻略法販売」。


北斗の拳でBB継続打法や吉宗のBB誘発打法など、パチンコでは海物語での初当り促進打法など、多くのキャッチフレーズにて攻略法が販売されています。これら攻略法は、主にセットというものです。


セットとは、予め仕込んでおいた裏モノに対してある一定の手順を踏むと、大当り(出玉獲得要素)になるという物です。


どのホールでも試せる・簡単に勝てる・少ない時間で主婦や学生が多い、などといった、多くの人が飛びつくキャッチコピーがまず目に入るでしょう。ドル箱を重ねている光景や万札を束に持っている写真を見れば、凄いと思うのが人情ですね。


このように、不景気であり就職難などが背景にあったところから、簡単にお金稼ぎが出来る攻略法は瞬く間に売れる情報販売となりました。



攻略法って使えるの?

果たして、パチンコ・パチスロに攻略法は存在するのでしょうか? 答えはYES。 やはりお金が動くものに、そういう影のものはあるんです。

ただし・・・、まず一般の方には絶対に見聞きされるような事はありません。裏社会のものです。


もし、攻略法が数多くの方に知られたならば、ホールも営業できませんよね? 一人あたり1日20万抜けば、1ヶ月で600万です。ホールを潰す事だって可能です。実際に攻略法にて潰されたホールが無かったり、それらしきニュースも皆無ですよね。だから、存在しますが出回る事はありません。


攻略法販売企業で売られているもの、それは使用出来ないもの、つまりデタラメであるものがほとんどです。もし使えていたものがあるならば、大ニュースになります。販売したとしたら、10万や20万などで取引されないでしょう。簡単に1000万でも1億でも稼げるのですから。


攻略法の危険性

攻略法の危険性について説明します。攻略法とは、上記で説明した通りセットネタがほとんどであり、通常の打ち方でない方法にてパチスロを打ちます。

もしセットをした場合は、通常の「偶然による大当り」では無く「無理やり大当り」させることになりますので、この時点で窃盗罪が適用される可能性があります。そして、器物破損も該当する恐れがあります。

そして、そもそも「遊戯する為に」ホールに行ったのではなく、「窃盗目的」でホールに侵入したことになりますので、「建築物侵入罪」に該当する可能性もあります。


つまり、
セットが成功しようがしないが、セット手順をやろうとホールに入った時点で犯罪者です。


セットの攻略法は3件の違法行為に該当するので、絶対にやってはいけません。


窃盗罪:刑法235条
 通常の遊戯ではなく、不正にコインを取得するので、コインの時価総額を窃盗した事で適用
器物破損:刑法260条
 通常遊戯する形ではなく不正にパチスロ機(器物)を取り扱い不正にコインを取得した事で適用
建築物侵入罪:刑法130条

 窃盗目的で建築物に進入した場合、適用される

攻略法販売会社は逮捕されないのか?

答えから言えば、逮捕されません


逮捕されるのは、違法行為をして警察が逮捕に踏み切った場合です。攻略法販売会社は、「違法行為のセット打法」を「パチスロ攻略法」とし、情報販売をしているだけです。使えないガセ攻略法を売っていたとしても、それは「詐欺」に該当する事は、まずありえません。攻略法販売会社は「使えるものだ・本物だ」と主張するのが当然です。


例えば、「自殺マニュアル」など本が売られていますが、著者や発刊企業・流通・本屋などは「殺人幇助罪」に該当しませんよね。表現の自由ともありますが、そもそも「知識」として情報を販売しているだけです。「自殺を助長」していれば、犯罪になりますが、そうではないので違法行為ではないのです。攻略法販売もこれと同じく、「簡単に稼げる手順の知識」であり、窃盗幇助しているのではありません。


もし、詐欺だとして警察に通報・相談しても、情報そのものが「詐欺である」証拠が無ければ詐欺として成立しません。そもそも購入者が簡単にお金儲けをしようとして購入したのが攻略法であり、ほとんど取り入ってくれません。


購入者は、「簡単にお金儲けをしたい」が為に「その値段を了承して契約を結んだ」のですから、その事実は曲がらないわけです。


世の中、簡単に儲かる話が「簡単に手に入る」訳無いですからね。


良きスポンサーを選定「スクリーニング」せよ

上記に述べたように攻略法販売企業が現状では「詐欺行為」であるとは言えません。

しかし、マスコミであるTVや雑誌には良質なスポンサーを選ばなくてはいけない義務があります。もしスポンサーが犯罪行為を行なっていたり、詐欺や詐欺まがいをして企業利益を得ているならば、やはり信用も落ちます。

報道機関が、トラブルが相次ぐ「攻略法販売会社」をスポンサーにし続けるのも、利益優先である為が故です。仕方が無い事です。

最近では、裁判も多く判例も出来てきています。「詐欺紛い」の行為をしている攻略法販売会社をスポンサーにし続ける事は、この先困難になっていくでしょう。やっとですが、警察も動き始めました。攻略法販売企業をスポンサーにしたTV番組や攻略法販売の広告を掲載している雑誌各社も変わらなければいけない時期に達しようとしています。


今後は、このような企業をスポンサーにする事自体が違法行為になる動きです。


被害にあった場合の対策

もし、使えない攻略法を買ってしまって困っている方、解決方法はありますので、ぜひ一人で悩まず行動を起こしてください。

■クーリングオフ
クーリングオフは、主に訪問販売に対して施行できる「契約無効行為」です。返品やキャンセルではありません。雑誌を見て購入するハガキやメールなど出した場合、該当しません。

自分が買おうとしていた商品(ネタって言いますね)でない物を勧誘により、購入した場合は、クーリングオフの適用が可能になる可能性があります。


この場合のクーリングオフは「訪問販売」に適用し「指定商品外の購入」であり「特定商取引に関する法律9条」に該当します。ただし、3000円未満の現金取引は該当しません。契約なされた日から8日以内にクーリングオフできます。


クーリングオフは、簡単に出来ますが、必ず内容証明を使うのをお勧め致します。相手企業へ威圧にもなりますし、郵便局に証拠が残りますので、今後の対応も楽になります。官製はがきでもOKですが、捨てられたり、郵便事故で不達だったりすると面倒な事になります。

内容証明について(当サイト・コラム)


■警察
警察は「民事不介入」の原則があり、民事事件には介入できません。交通事故が起きた場合の示談などで、警察に意見を聞いたり、判断してもらう事は出来ません。これが民事不介入です。


警察が介入出来るのは、刑事事件です。詐欺事件ならば勿論動いてくれますが、「詐欺と立証」しなくてはいけません。


攻略法販売会社が「ウソでした」と言えば、詐欺になりますが、まずありえません。


つまり、警察に被害届を出しても受理されない可能性すらあるのです。


■消費者センター
「絶対に大当りする」などのキャッチコピー自体が誇大広告だったり、詐欺詐称である可能性が高いので、消費者センターへ相談することで、解決へ1歩前進する事が出来ます。

NCAC:全国の消費生活センター国民生活センター

■裁判
裁判と言っても、詐欺で訴えるのではまず勝ち目がありません。ほとんどが裁判所から「和解」を勧告されます。購入金額すべてが戻る事は期待出来ませんが、ケースバイケースで購入金額を取り戻す事が可能です。60〜80%の金額が返還されればいい方だと思います。

告訴する場合には、多額の費用が掛かります。弁護士費用がそれにあたります。その為に、多額な被害にあった場合のみしか有効ではありません。

「告訴を前提として、話し合いがしたい」と公的な書面にて企業に送付し、お金を返してもらう事も一つの手段です。

「騙された」と感情的にならず、被害を軽度にする事を最優先とし、
今後このような悪徳商法に引っかからないようにする知識を得る事が一番重要です。



まとめ:当サイトの見解

当サイトのサイトポリシーにも記載していますが、私の見解は「自己責任」においてです。パチンコやパチスロは18歳からの遊びであり、大人としての自覚を持って遊戯するのが大前提です。その大前提において、「簡単に勝ちたいから攻略法を買う」と言う行為がどんな行為であるか、良く考えれば大変恐ろしい考えでなりません。


攻略法を購入したり使用することは自己責任です。私は否定しませんし推奨もしません。


当サイトでは攻略法販売サイトへリンクはしません。バナー・テキストにおいて広告する事もありません。アクセスされる方々に安心して使用してもらえるサイトでありたいからという理由です。

もし、自分の運営するサイトから攻略法を購入して被害者が出たら、どんな気持ちになるでしょうか。私は、そんなトラブルには対処できません。もし攻略法販売会社の広告を使用している方は今一度、考えて欲しい問題です。



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